- 作者: 近江舞子,Deity's watchdog
- 出版社/メーカー: 密林社
- 発売日: 2012/05/06
- メディア: ムック
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やっぱ面白いよ。今まではどこかしら影響を受けたものが
分かり易く出てしまっていた部分もあったけれど、
一本芯が通っていて迷いがなくなったという印象。
話の内容や展開は個人で好みが分かれるかと。
しかし、突き抜けた世界観とそれを描く技量が十分にあると思います。
個人的リクエストとしては、中編二本を一冊にまとめたぐらいの容量で読みたいかな。
と、なると今まで影響を受けて来た物やら空想やら妄想ではキツくなってくる。
色んな事を経験して、色んな物を吸収して、色々と取材をして、
是非チャレンジして欲しいです。ていうか読みたい。楽しみ。
えっ!この人こんな物語もかけちゃうのー?みたいな短編的なのも面白いかもです。
あとは好きな事を書きまくるエッセイ的な物とかね。
blogに書かないで、本に書いちゃえばいいんですよ。
お金払っても読みたいすよ楽しければ(笑)
そういった作家としての自己プロデュースも大事だと思いまーす。
表紙も◎置いてあったらページめくりたくなっちゃう(笑)
なので100ページ程自由に書いた物や、2.300ページある長いもの読みたいなぁ
というリクエスト。
一番最初に文章を読ませて頂いた時から成長している部分は沢山あるので
ブレていない美意識というのを大切にして欲しい。
多分自分も含めて、読書はそういう部分に魅力を感じたりするんだと思います。
あまり深く悩まなくても、自分が書きたいものと読者が求めている物は
あまり変わらないと思います。気にせず書いて欲しい。
だってだってせっかく出てきた言葉を飲み込むのって自分でも辛いですもん。
原稿用紙やらPCやら、目の前には自由に表現できる物があるんですし。
文字の羅列を組み合わせて文章にする。
それで人の心を動かせるなんて、なんという奇跡だろうと日々読書していて思うのです。