楽園に刻まれた愛の詩は

たぬき似の甘党。

見えないものをみようとする誤解 全て誤解だ

  • ねむいちょうねむい


▲仮面
僕にとってペルソナを確立すること、世界に対峙するための手段あるいは世界から身を隠すための手段を確立することは、
必要不可欠なことだった。けれどそれは単に自分を世界から隠し偽ることだけでなく、
自分を自分自身から隠し偽ることでもあると感じていた。僕は自分が扱いきれないほどの事柄、
直面でいない事柄があると感じていた。つまり、世界への隠蔽行為と世界への投影だ。そこから抜けだして、
世界と自分とを結びつけることが必要だった。新たな限界を開く扉が必要だった。