LUNA SEAには、明確なリーダーが存在せず、また確立されていない。これについてJはNHK総合のドキュメンタリーで「全員が局面局面でイニシアチブを取れるから、責任を押し付けるようなリーダーはいらない」と発言している。意思決定は、全会一致が原則。提案に対し決は取るが1人が否定すれば、その案は棄却される
LUNA SEAとは「月と海」という意味である(LUNAはラテン語 SEAは英語である)。インディーズ時代は、狂気という意味のLUNACYと言うバンド名であった。メジャーでの活動を視野に入れた彼らは、一つの意味に縛られず、また音楽的にも「月のように変化があって、海のように深くという思いから、「〜CY」箇所を「〜SEA」にし、2語とした「LUNA SEA」に変更した。これはJの提案によるものである。
LUNA SEAのファンを「SLAVE(スレイヴ)」と呼び、6番目のメンバーとしている。SLAVEは、オフィシャルファンクラブの名称でもあり、ファンクラブSLAVEは、LUNA SEAが終幕していた間も活動を続け、現在に至る。
2010年『LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon-』の開催がメンバーの口から発表された。ドイツ・ボーフム(11月27日)、アメリカ・ロサンゼルス(12月4日)、香港(12月11日)、台湾・台北(12月18日)、そして東京(12月23日 - 24日)を巡る、LUNA SEA初の本格的な世界ツアーとなる。この会見の模様はUstreamでインターネット中継され、一般のファンも視聴することができた。
11月27日、LUNA SEAにとって約2年半ぶり、また初のヨーロッパ公演でもあるドイツ・ボーフムでのステージを皮切りに、ワールドツアーは予定通りスタート。その後も初のアメリカ公演となるロサンゼルス公演、2000年のツアー「BRAND NEW CHAOS ACT II」以来10年ぶりの香港公演、台北公演をそれぞれ成功させ、復活した新しいLUNA SEAを日本以外のファンにも披露した。
ツアー中の12月1日には突如12月25日の東京ドーム公演『LUNACY 黒服限定GIG 〜the Holy Night〜』を追加で発表。更にその公演は史上初となる東京ドームでの完全無料ライブとすることを併せて発表した。このライブは、結成当初の「LUNACY」名義での復活ライブとなり、インディーズ時代に行っていた「黒服限定GIG」同様にドレスコードを黒服に限定。そして、アジア公演前の12月10日には、東京ドーム3DAYS終了後のREBOOTツアーの追加公演となる2DAYSライブ『REBOOT -THE LAST COUNT DOWN-』を12月30日と12月31日に神戸ワールド記念ホールで開催することを発表。関西圏でのライブは10年ぶりで、12月31日の公演はバンド初のカウントダウンライブとなった。
2017年5月29日:ライブ「LUNA SEA The Anniversary 2017」を日本武道館で開催。このコンサートでは楽器演奏や会場および売店等の電源をすべて水素燃料電池によって賄う取り組みがおこなわれた。
8月26日:中国の野外フェス「SUMMER SONIC SHANGHAI 2017」にヘッドライナーとして出演。
聴いた
4s4ki / Here or Heaven - EP
ウィリアム・オービット / Starbeam EP
Fjieri / Words Are All We Have
アレクセイ・リュビーモフ, デニス・ラッセル・デイヴィス & Radio Symphonieorchester Wien / Valentin Silvestrov: Metamusik & Postludium